献血について

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血液の働き
人間の血液には、@体内の酸素,二酸化炭素,栄養分,老廃物,ホルモンなどの運搬
           A体液の性質や体温を一定に保つ
           B免疫物質を産出し体を保護する

などの働きがあります。
この人体にとって大切な血液は、まだ人工的に作ることができません。
生きた細胞なので、長期保存することもできません。
かけがえのない生命を救うためには、常に十分な量の輸血用血液を 確保しておく必要があり、
そのために献血は不可欠なのです。

血液の成分

血液を拡大し簡単な図にすると、上のように液体成分と有形成分(血球)が混じった形になります。
(割合、大きさ、色、形は実際と異なります。)

図の←この色の成分(背景)が血漿です。血液中の55%を占めています。
90%以上が水で、その他にタンパク質や無機塩類、糖質、脂質を含みます。

そして←この色の成分が赤血球です。血液中の約43%、有形成分中では96%を占めます。
成人では血液1o四方に男子で約500万個、女子で約450万個、幼児は約690万個あります。
寿命は、骨髄で作られ、脾臓で壊されるまで約120日間です。

←この色の成分が白血球です。血液中の1〜2%、有形成分中の約3%です。
体内に侵入した細菌などの異物を食べてくれちゃったりします。

そして←この色の成分は血小板で、有形成分中の1%くらいです。
怪我などで血管が負傷したときに、その部分に集中してくっつき合って
傷口をふさいだり止血したりしてくれます。

献血の種類
献血には、200ml献血400ml献血成分献血があり、さらに成分献血には
血漿成分献血血小板成分献血があります。
200ml,400ml献血は血液中の成分をまるごと献血する方法で、成分献血は
血液中の特定の成分のみを献血する方法です。
成分献血は、いったん全血を採って遠心分離して、赤血球を体に戻すので、
全血献血に比べて時間はかかりますが、体への負担は少なくなります。
そんなにいっぱい血ぃ抜いて大丈夫なの?と思うかもしれませんが、
体内の全血量の15%以内が失われても、 何ら問題はないと医学的に言われています。
(体重50sの:男性で約600ml,女性で約525ml)

献血方法別の採血基準は以下の通り

 成分献血全血献血
血漿成分献血血小板成分献血200ml献血400ml献血
1回献血量300ml〜600ml
(体重別)
400ml以下200ml400ml
年齢18〜69歳18〜54歳16〜69歳18〜69歳
体重男性45kg以上 女性40kg以上男女とも50kg以上
年間献血回数血小板成分献血1回を
2回分に換算して
血漿成分献血と合計で24回以内
男性6回以内
女性4回以内
男性3回以内
女性2回以内
年間総献血量―――――200ml献血と400ml献血を合わせて
男性 1200ml以内
女性  800ml以内
献血の間隔
(今回↑
次回→)
男女とも2週間後の同じ曜日から
可能
男女とも4週間後の同じ曜日
から可能
成分献血は
男女とも8週間後の同じ曜日から
可能
全血献血は
男性:12週間後の同じ曜日から
    可能
女性:16週間後の同じ曜日から
    可能



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